住宅をリフォーム・リノベーションするにあたって、ボロ物件をどんな風にオシャレにするのか。頭の中だけで模索することもできますが、私はフリーのソフトsweet home 3Dを利用しています。今回はsweet home 3Dで日本の住宅では重要な≪畳≫について記載していきます。
目次
sweet home 3Dには畳がない!?
海外の方が作成したフリーソフト
sweet home 3Dに畳がないのは、作成者が日本の方ではないということが大きいと思います。しかし、表示言語も日本語に対応していて、幾度のアップデートで様々なカスタマイズが可能になっています
色々な3Dプランニングソフトを利用してきましたけど、無料でこのクオリティは素晴らしい!畳という項目がないくらいで使用しないのはもったいないな
それでも畳って大事だよね
そうは言っても、日本の住宅には畳の部屋が欲しいですよね。
最近では和室という区切った一つの部屋ではなく、リビングにちょっとした小上がりを作り畳を敷くなど色々な用途で使われています。
畳としてほしい機能
畳の質感だけなら…
畳の質感だけなら、sweet home 3Dには多くのテクスチャがそろっているので問題ないかと思います。また、無料でダウンロードしたり自作することも可能です。
欲しいのはやっぱりこの機能
畳の部屋を作るにあたって欲しいのは『畳の向きが分かるようにしたい』これにつきるかと思います。
1820×910が一般的な畳一枚分の大きさですが、並べる向きによって大体の部屋の寸法等が分かるかと思います。
無理やり畳を作ってしまおう!
強行した方法
築40年ほどのボロ物件の再現です。
こちらの左下は和室になっていますが6畳の畳べりが見えますね。
こちら、なんと…壁です。笑
こちらの左下は和室になっていますが6畳の畳べりが見えますね。
こちら、なんと…壁です。笑
図面上でみるとこのような感じになっていますが、まさに畳ですね!
作成方法は簡単。
- いつも通り壁と部屋を作成
- 床を畳の材質に似たテクスチャにする
- 畳のへり(淵)の部分に壁を作成する
※この時、壁はできるだけ既存の壁とくっつけないほうが良い - 壁の色を畳べりの色に合わせ、高さを0.1等邪魔にならない高さにする
簡単ですね!これで畳の敷き方も図面上に表せるようになります。
畳べりもどきの壁の高さを低くするのは、3Dビューで見た際に高さがあるとおかしなことになってしまうからです。
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