クリップボードとは、コピーしたデータを一時的に保存する場所のことを言いますが、何かをコピーしたとき、その一歩手前でコピーしたものは上書きされ呼び出すことができませんよね?
今回はたった3秒でクリップボードの履歴を使えるように設定する方法をご紹介します
今回ご紹介する方法はWindows10を使用している方のみの方法となります。Windows7やmacをお使いの方は、専用のフリーソフトなどもございますのでそちらをご利用ください
目次
3秒でできる!Windows10でクリップボードの履歴を使う方法
クリップボードの履歴機能をオンにする
まずは3秒でできる設定方法の結論から申し上げます
- Windowsロゴキー+V を押す
- クリップボードの窓が表示されるので、有効にするをクリックすれば完了
クリップボードの履歴の使い方
普段、コピーをするときはCtrl+C、貼り付けを行うときはCtrl+Vですが、履歴を表示させるときは貼り付け時のボタンだけが違ってきます。
- コピーはいつも通り、Ctrl+C及び右クリックのコピーを選択する
- 貼り付ける際にWindowsロゴキー+Vを押すと履歴が表示される
- 使いたいものを選びクリック又はEnterを押して決定します
実際にやってみよう
- 「さんぷる」→「サンプル」→「sample」の順に文字をコピーします
- Windowsロゴキー+Vを押します
- クリップボード履歴が表示されるので入力したいものを選択します
コピーしたクリップボードの履歴を管理する
履歴を削除したい
コピーしてクリップボードに残った履歴は、パソコンの電源を落とすと全て削除されます。それ以前に削除したい場合は3通りの方法があります。
履歴を単独で1つだけ消したい
- 消したい履歴の項目を選び、横にある・・・をクリック
- 削除をクリックすると履歴が一つ消えます
履歴を全て消したい
- 消したい履歴の項目を選び、横にある・・・をクリック
- すべてクリアをクリックすると履歴がすべて消えます
~システム設定から削除する場合~
- Windowsの設定ボタンを選択
- システムを選択
- クリップボードを選択し、クリップボードのデーターをクリアをすると削除されます
履歴を削除したくない
- 消したい履歴の項目を選び、横にある・・・をクリック
- ピン留めするを選択すると削除されなくなります
クリップボード履歴をもう使いたくない、オフにしたいとき
- Windowsの設定ボタンを選択
- システムを選択
- クリップボードを選択し、クリップボードの履歴がオンになっている場合はオフにすると、履歴機能が停止します
他のパソコンとコピーした内容を共有したいとき
- Windowsの設定ボタンを選択
- システムを選択
- クリップボードを選択し、他のデバイスとの同期を開始するを押すと他のパソコンでもクリップボードの履歴が使用できます
まとめ
今回ご紹介したコピーの履歴を使う機能ですが、単純に文字だけをコピーするだけではなく、WordやExcelの書式設定もコピーしておくことが可能です。
便利なこと
- 数個前にコピーしたデータを呼び出せる
- エクセルやワードでは書式設定もコピーして貼り付ける
- ことが可能画像もコピーして履歴として残せる
気を付けること
- 自分で削除しない限りは、電源を切るまでは履歴が残ってしまう
- パスワードやIDのコピペなど、何気ない習慣が履歴で残る
- 削除しないと人に見られたくない内容も残る