猫の健康のために「おしっこ」の量や回数を把握することはとても大事です。
「おしっこ」に関わる病気の中でも、猫の宿命ともいわれる「腎不全」は、猫の体調の変化にどれだけスピーディに気づけるかで、余命期間が変わります。
しかし、1匹でもトイレの管理が大変なのに、何匹も多重飼いしていた場合は「どのおしっこが、どの子のものか」把握するのもむずかしいです。
そこで私は、スマホアプリで猫たちのトイレを管理できるトイレの導入をおすすめしています。
スマホアプリで管理できるトイレは
toletta(トレッタ)
シャープ ペットケアモニター
がありますが、それぞれ長所と短所があります。
この記事では、猫のIoTトイレ「toletta」と「ペットケアモニター」の違いを比較しています。
補足:この記事を書いている人
こんにちは、ごんです。
マンチカンの愛猫2匹と毎日楽しく暮らしています。
2020/05/23
寝てる間は仲良し? pic.twitter.com/Vr6tlyMxO9
— ごん@猫の多頭飼の記録 (@chocogon_blog) May 23, 2020
ある日、7才の先住猫が腎不全になりました。
そして、半年の新入猫もおしっこの量が少なく心配です。
そこで、病気になった先住猫に、少しでも長生きしてもらうために。
まだ小さい新入り猫の体調の変化に、少しでも早く気づけるように。
スマホアプリと連動しておしっこの量を測れる「toletta」を購入しました。
すでにIoTトイレ「toletta」を導入済みのわたしが、購入する際に検討した「ペットケアモニター」との比較をまとめます。
toletta(トレッタ)とペットケアモニターの比較
tolettaとペットケアモニターにはそれぞれ長所があるので、猫ちゃんの性格や環境、金銭面を考慮して各家庭にあったものを導入することをおすすめします。
「toletta」「ペットケアモニター」どちらでもできること
どちらの機械でもできることは、下記の通りです。
体重
尿量
尿回数
滞在時間
「toletta」「ペットケアモニター」の比較表
猫の識別方法 | |
---|---|
首輪不要 本体のAIカメラが画像で識別 |
首輪必須 識別バッチを首輪につける |
動画や写真の撮影 | |
自動で動画撮影・保存 本体にAIカメラがあるので |
動画・写真非対応 カメラ機能がないので、 |
設置場所周辺の温度 | |
温度計測非対応 温度計測機能は非対応ですが、 |
設置場所の温度を計測 トイレを設置している場所の |
猫砂・シート | |
市販のものでOK 猫砂は シートは |
専用の猫砂・シート ペットケアモニター用の ✓専用猫砂(2.5L) |
金額 | |
月額料金が少し高いが、 本体:19,800円 ライトプランはAI見守り機能や |
ラニングコストは低いが 本体:16,280円 アプリは安いですが、猫1匹 |
「toletta」「ペットケアモニター」長所と短所
上記の比較を踏まえて、2つのトイレの長所と短所をまとめました。
こちらを参考に、自宅の猫ちゃんにあったものを購入することをおすすめします。
tolettaの長所と短所
長所
カメラ付きで動画が保存される
AIカメラで識別してくれるため、識別バッチなどを付けなくていい
トイレの砂やシートは専用は規格さえあっていれば市販のもので大丈夫なので、「砂が変わるとトイレをしない心配」がある子はこちらがおすすめ
短所
カメラの正確性のため、ライトが24時間つきっぱなし
なお、トレッタについては2020年9月1日より本体の価格が値上がります。
もし購入を検討されている方は、お早めに!
ペットケアモニターの長所と短所
長所
月額料金が安い
ライトやカメラがないので、普通の猫トイレと大差ない
トイレの設置場所の気温が分かる
短所
識別バッチ装着が必須
識別バッチが猫一匹一匹に必要
動画や写真は保存されない
専用の砂とシートが必要のため、猫に合わない砂だったとき使えなくなる
私の場合はtolettaを購入しました。
そして今、2台目を検討中です。なぜ「toletta」にしたのかは、下記に記載します。
わたしがtolettaに決めた理由
先住猫が腎不全になり、今後どの猫にも病気なく元気に暮らしてほしいと心の底から思いました。
そこで、先住猫と新入り猫「どちらが・いつ・どのくらい」の「おしっこ」をしているか管理するべく、IoTトイレの購入を決断しました。
その際に、「toletta」と「ペットケアモニター」を比較して、なぜ「toletta」に決めたのか、理由は3点です。
AIカメラが識別するので首輪が不要
「toletta」に決めた理由は、「首輪をつける必要がないため」。
この理由がほぼ、全てです。
ペットケアモニターは識別の札を猫のどこかに付ける必要があるため、うちの猫には難しいと断念しました。
我が家の先住猫は、小さいころから何度も首輪をつけては引きちぎりを繰り返し・・・ダメになった首輪の数は10個ほど。
今では首輪は全くつけていません。
その点、tolettaはカメラで識別されるので、バッチを付ける必要がありません。
月額のコストが少しかかりますが、猫の気持ち第一でtolettaの購入を決断しました。
カメラがついているので動画で確認できる
tolettaで嬉しい機能のもう一つ、動画機能。
猫たちがトイレを利用すると、自動で動画がアプリに保存されます。
外出先でも猫の元気な姿を見ることができるので、とてもありがたい機能です。
(実際の動画がこちら↓)
猫砂を変えることができる
これは体験談なのですが、以前先住猫が突然トイレでおしっこをしなくなりました。
トイレの外ではするのですが、中では全くせず。
トイレはもちろん毎日掃除してきれいな状態でした。
そこで、思い切って砂を変えてみると、次の日からまたトイレを使ってくれるようになりました。
そんな経験があるので、今回は砂を臨機応変に変更することができる「toletta」を購入しました。
まとめ:どちらを購入するのも猫ちゃんにあわせてがベスト
今回は、猫用のIoTトイレ「toletta」と「ペットケアモニター」を比較しました。
わたしの場合は首輪の問題で「toletta」を購入しましたが、猫ちゃんに合わせてどちらを購入されるか検討するのがいいかと思います。
✓首輪は嫌がらないから、月額の安いペットケアモニターにしようかな?
✓首輪はどうしてもいやがるからtolettaにしよう!
✓外出中の動画もみたいから、一石二鳥のtolettaかな?
・・・・などなど
多重飼いの方は特に、「先住猫」「新入猫」のトイレを管理するためにも、IoTトイレの導入を強くおすすめします。
toletta |
ペットケアモニター |